スルターンバドリ

■インド映画2本感想。
これで、見たいと言ってた6本はコンプできました!



●『スルターン』
伝説的レスラーの挫折と復活の物語。
若き日の恋愛、栄光。それも今は昔となった中年男スルターン。
そんな彼を再びリングに呼び戻そうとする、経営難な総合格闘技イベントの若き経営者。
果たしてイベントは成功するのか?

この映画は、インドで大変成功したらしいのですが、納得です。
とてもとても素晴らしい作品でした。
インド映画ならではの歌とダンス!
そして、『幸せをつかむダイエット』とはまた違う、緑豊かで白茶けた家が密集した田舎の風景。
インド式レスリングの土臭さ。
格闘技シーンのアクションと熱さ。
後半の真剣勝負は、涙無くしては見れない…。
ストーリーはもちろんのこと、試合のシーンが本当に迫力があって感動的で熱くて、拳を握りしめて見てしまうし、観客と一緒に叫びたくなります。
見れて良かった…。
なお、個人的に一番好きなダンスシーンはこちらです↓
若き日のスルターン。見どころは突然のライフル銃。真剣さは一切ないです。好き。




●『バドリナートの花嫁』
IFFJが始まる前、大本命だったラブコメ作品です。
『ディシューム』のおかげでその座は追われてしまいましたが…。

お金持ち権力者の次男坊、バドリナート。
彼の家族は、母も兄も、頑固で厳しい父親に逆らえない。
そんなバドリが出会ったのは、英語を喋り、気が強く、将来は結婚より仕事がしたい庶民女子大生、ヴァイデヒ。
ヴァイデヒを気にいったバドリは彼女を追い続けるが、お互いの家族(主に父親)を巻き込んで、事態は大きくなっていってしまう。

ラブコメなので、笑えるシーンも多いし楽しいです。
でもインドの結婚事情がびっくり&深刻すぎて、「頭からっぽで楽しめる!」とはいかない。
ある意味そういう部分も面白かったです。とても興味深いという意味で。
ストーリーのネタバレじゃなくて文化の話なので普通にお話しますが、例えばそう……
花嫁は持参金を払えないと結婚できないって何よ……。
「生まれた瞬間から男性は資産。女性は負債」という考え方が衝撃でした。
そりゃ持参金が発生してるんだものね…たしか結婚式は花嫁側の家がやるって文化もあったはずだから、娘が生まれたら負債でしかない…他にもいろいろ理由はあるんだろうけど。
でも親は全力で娘を結婚させたい。
お見合い結婚(本人達がお互いを望むというより、親が気にいるかどうかによる)がスタンダードだっていうのも、へええ…って感じ。
サラッと調べたら、一応最近は自由恋愛による結婚もあるらしいですが。そうじゃなかったら私が今まで見てたボリウッドはなんなんだ。
でもカースト制度も根強いっていうし、うーむ、インドの文化まだまだわからないことが多い。知りたい。

あと、インド映画によく出てくる「兄貴」と呼ばれる人たちの存在についても詳しく知りたい!
友人って関係もあるけど、どうやらただの友人じゃなく「兄貴分と弟分」っていうコンビもよく出てくるし、実際に「兄貴!」って呼ばれてたくさんの人から慕われてる人物もいる。
インドにおける兄貴とはいったい…?
個人的に、「兄貴と舎弟」という関係性がものすごく好きなので、なんか妙な角度からインドにときめきを覚えるようになってきました。
もしかしてインド映画って私に優しいジャンルなのでは!?

ちなみにこの『バドリナートの花嫁』、今回のIFFJではヴァルン・ダワン主演作2つ目。
ヒロイン役はアーリヤー・バット。
映画『スチューデント・オブ・ザ・イヤー』で主役だった二人ですが、今回はまた違ったカップルを演じていて、とても楽しくて可愛かったです!
そう、可愛かった。
アーリヤーはもちろんのこと、ヴァルンも可愛かった。
完全に『ディシューム』の影響です本当にありがとうございます。
ボリウッドは全然予想してなかった角度から突然視聴者を殺しに来るので、罪深い映画ジャンルだなとしみじみ思います。
なお、個人的に罪深いインド映画トップ3は、1位『スチューデント・オブ・ザ・イヤー』2位『チェイス!』3位『ディシューム』です。
1位と2位はDVDがツタヤなどで借りれるので、未試聴の方は是非どうぞ。
特に『チェイス!』の罪は重い。


●1日に2本。3日で6本。さすがに初めての体験でしたが楽しかったです!
なお、10月中に『ディシューム』おかわりする気満々なので私のIFFJはまだ終われません。
むしろこれで人気が出て各地で上映決定とかそういう流れにしよ…偉い人おねがいします…。

ビンドゥダイエットハッピーディシューム

■『友情リアル』が届いたので久々に駄菓子屋前1話目を読みました。
久々に「この…きらきら感…!」と撃沈しました。
すごい…ヌクと直樹君の青春感は本当にすごい……。
3話目が来る前に『エール』どうにかしなきゃ。


■8日に国際展示場であった秋の一大イベント、スパークに顔を出してきました。
またドウジンシィが新しく並ぶって聞いたら、行くっきゃない。
ツイッターでお世話になってる方々と御挨拶して、新刊買ってほくほくして、「シンさんは、次はいつ…?」「アッ、春にでも出せれば…」と自分の新刊に関する話を冷や汗交じりにしてまいりました。
か、描かねばならぬ。
ひとさまの新刊を前にすると意欲がわくので、私も頑張らないと。


■10月になり、インド映画祭IFFJが始まりました。
東京の渋谷と大阪の梅田、2つの映画館でインド映画がいっぱい上映されるよ!ってやつです。
今年は私も、満を持して初参戦!
狙うのは以前チェックしていた6本!
というわけで、この3連休中の土日に4本行ってきました。
むちゃくちゃ楽しい…ボリウッド漬けの休日なんて夢みたい本当にむちゃくちゃたのしい……(うわごと)
ボリウッド見たことない人は、渋谷か梅田行けるようなら是非この機会に見に行っていただきたいです。
すんごい楽しいから。たのしいから……!(うわごと)
何を見たらいいのかわかんない人はとりあえず『ディシューム』だけでも!!

見に行った映画の感想絵置いときます↓


1日目。
『僕の可愛いビンドゥ』
ホラー小説家の男性が執筆に行き詰まり、幼馴染との思い出と恋心を思い出しながら恋愛小説を書く話。
IFFJの映画紹介にはラブコメディーって書いてありましたが、あんまりコメディーじゃないです。普通にラブストーリーです。
良い意味で予想通りで、良い意味で予想外。大人の恋愛映画。ビタースイート。
見どころとしては、とにかくビンドゥ役の女優パリニーティ・チョープラーが可愛すぎます!
天真爛漫、自由奔放、歌手になるのが夢で明るくて美しい女性ビンドゥ。
しかもシーンによっては自分とビンドゥが付き合ってるかのようなカメラワーク。
まさしく、出会った男全て狂わせるガール……。
おかげで、なぜか私は「これ男の人に観てほしい」って映画見ながら思いました。
うん、この恋愛映画は男の人に観てほしいです。男性が共感する映画な気がします。
女性は女性で見てて楽しかったけど、たぶん男の人が見ると胸をえぐられるんだと思う。わからないけど。

『幸せをつかむダイエット』
マラーティー語映画。
といっても、私にはあんまりヒンディー語との違いは判りませんでした。英語があんまり使われてないかな?
タイトル通り、デブと馬鹿にされたことをきっかけにダイエットを始める2人の女性の話です。
でも旦那さんや家族、恋人なんかは、「太ってて何が悪いの?」「ちょっと太めな君が好き」とダイエットに否定的。
ある意味それは恵まれた環境でもあるのかもしれませんが、他人に体型をバカにされたことは事実だし、コンプレックスの炎も消えません。
ダイエットに奮闘する2人はどうなるのか?愛する人との絆は?という内容。
この映画は内容も面白かったですが、何より物語の舞台が緑豊かで癒されます!!
田舎なんだろうけど、主役の片方は裕福なお屋敷に嫁いできたお嫁さん、もう片方は庶民ながらコテージホテルの一人娘。
なんかこう、リゾート感があるんですよね。都会とは違う、のどかなオシャレさ。
物凄く笑えるコメディー作品ではありませんが、癒しを求めてる人にはオススメです。



運命の2日目。
『ハッピーただいま逃走中』
ディシュームの感想が長い&不純なので、先にこっちの映画から感想言います。
コッテコテのドタバタコメディー!
とにかく笑えて楽しくて面白い!
親の決めた結婚から逃げて恋人と駆け落ち…するはずだったのに、気づいたらなぜか隣国パキスタンにいた花嫁ハッピー。
気が強くて口が達者な彼女をインドへ返したいパキスタンのお坊ちゃんや、その婚約者、ハッピーを探す父親や元結婚相手、そして恋人を交えて、ドタバタ事件はどんどん大きくなっていく!
インドとパキスタンは隣同士の国ということで、いろいろと問題があるようですね。
その辺は私はまだまだ勉強不足なんですが、この映画ではそこまで国同士の深刻さはないのでサラッと見れました。
っていうか、この映画みんな少なからずヌケてるから、本当にかる~い気持ちで見れるし面白かった。
なんかもう、誰一人憎めない。みんな大好き。
個人的には、パキスタン側のお坊ちゃんの婚約者が特に好きでした!気が強くて根は優しい美人!

『ディシューム ~J&K~』
さて。
ここから先、感想文が長いうえに目の付け所が不純&酷いので先に謝罪します。すみません。
まだ見たい映画2本残ってるけど、多分今回のIFFJで個人的1位の作品。
頭を使わずに見れるスピーディーアクション!サスペンス!ミステリー!コメディー!しかも!イケメン!マッチョ!男の友情!!
ありがとうございます!!(?)
これが楽しくないわけがない。
副題のJ&Kというのは、感想絵にも描いた通り主役二人の頭文字です。
とある事件の捜査のためにパキスタンへ送られた超アウトロー荒くれ警官カビール(すぐ発砲する)と、パキスタンでお荷物扱いされてる新人お調子者インド人警官ジュナイド(しぬほど可愛い)。
この2人がパキスタンを文字通り駆け回って事件を追っていく映画です。
あらすじはこれだけで事足りる。

足りないのはジュナイドもといジュナイド役のヴァルン・ダワンについての語りですよ!!!
しぬほど!!かわいい!!
愛嬌で生きてる感じある!!
登場した瞬間からもうにじみ出てる良い人感。弟っぽさ。犬っぽさ。
これ絶対に掃除のおばちゃんとかからお菓子もらってるタイプだよ…マッチョだけどかわいいよ…子犬感がものすごいよ…(震)
完全にカビールについて回る子犬でしかない……。
あとカビール役のジョン・エイブラハムの大胸筋がものすごい。
これが雄っぱいというやつか…としみじみ思いました。ものすごい。
そんな胸を枕にして寝るジュナイドも見れるよ!!!

ちなみにこの映画、監督はローヒト・ダワンという人です。
なんとヴァルン・ダワンの実兄だそうです。
弟の需要を完全に分かってる人だーーー!!
ありがとうございます!弟さんを是非この路線でもっと活躍させてください!この路線で!
あと続編作っていただきたい!インド本国ではこの映画かなり売れたらしいから需要はめちゃくちゃあるはず!
そして忘れずに日本でも公開して。
とりあえず私は、ディシューム2回目を行くか真剣に悩むことにします。
あとどうせ日本語字幕版DVD出ないから、原語版を買うかどうかも悩む。
最後に、映画内のミュージカルシーンを貼り付けておきます。公式様、本当にありがとう。この歌大好き。
あっ、すっっかり忘れてましたけどこの動画の通りちゃんと女子もいますので!

プロフィール

シン

Author:シン
絵とはやみね作品とエスニックとTFと擬人化と夢と魔法が好き。

記憶力、学習能力がほぼゼロ。
やたら涙腺が弱い。

数年おきに記事をざっくりと消します。

キャラにコスプレさせたがります。

サイトはこちら↓(はやみね作品中心)
スープ!
ついった↓
@domisosoup

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